のぶ兄の今夜も夜更かし

Vol.2日奈久ゴリ子のワクドキ?ナッセTV

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第二話 初期ミツって言葉に違和感あるのは僕だけでしょうか?

初期ミツって怪しくないですか?

初期ミツって怪しくないですか? プライダル業界では、「初期ミツ」って言葉をよく使います。初回にご提示するお見積もりのことですが、よく考えるとこの言葉、少し怪しげですよね。何でお見積もりではなく、初期見積もりなのでしょう?それは上がることが前提のお見積もりだからなのです。
結婚式の費用平均が350万円と言われる中、初回の見積もりから最終支払額の上昇額は平均約100万円だといいます。なんと!初回からの上昇率140%!確認して契約したはずなのに140%も支払額が上昇するなんて、他に業界ではあり得ない話だと思いませんか?

そもそも何の為に見積もりを出すの?

「見積もり」をネットで調べると、「ある製品の購入を検討する場合、購入者は予算を準備する必要があり、また適正な相場で購入する為の市場価格の指針も必要となる。その為、売買契約の事前に販売業者へ価格を算出させ、検討の資料とする事が目的である。」とあります。(Wikipediaより)そうです!見積もりの目的は「適正な価格を知り、予算を準備するため」なのですが、ブライダル業界での認識は少々違うのかも知れません。
初期ミツでは、如何に安くして、お得そうに見せるかが重要。競合先に競り勝って、先ずは受注することが最優先という、お客様のご希望とは違った式場側の思惑があります。この目的のズレが多くの問題の引き金になっている気がします。
競争に勝つために見積もりの見せ方ばかりを工夫しても、お客様にご迷惑を掛けることになりかねません。この“初期ミツ≠ニいう業界の慣習は改善すべきでしょう。

人数増による見積もり上昇より人数減が問題かも

お見積もりが上がってしまう原因は大きく二つあります。一つはゲスト人数の増加、もう一つは必要項目が端から入っておらず、後からの追加発生で増えてしまう場合です。
当たり前ですがゲストが増えることで、お料理やお飲物が追加になり見積もり額がアップします。知っておくべきことは、招待状や引き出物、場合によっては会場装花なんていう項目まで、人数増で増える可能性があるということ。 しかし、より気を付けて欲しいのが人数減です。 招待客が増えることで、ご祝儀収入も増えますが、減った場合は収入減に伴い自己負担が増え、思わぬ出費になる場合がよくあるからです。
結婚式を考える際には、誰を招待するかを予め考えておき、おおよその招待人数を試算しておくことが非常に大切だと思います。

「一生に一度だから」には要注意!

次に、後から増える費用について。上がりやすい理由として、「一生に一度だから」と、予算を忘れて夢が広がってしまうことや、数百万の打ち合わせを進めるなかで金銭感覚が麻痺」してしまい、「数万円の違いならいいか」となっていくお客様心理があげられます。
そして優秀なブランナー(?)はこのお客様心理を巧みに利用しながら売り上げを上げるスキルに長けています。実は、平均100万円と言われる結婚式費用の上昇は、式場による意図的な誘導によるものも少なくないということです。
過度な初期ミツ°」争で低く押さえた売り上げを、利益が出る状態にもっていくことが、プランナーに課せられたノルマ。初期ミツ£i階で最低ランクの商品を入れ、その後の打ち合わせでアップグレードしていくのが、今やこの業界の常套手段となりつつあります。「一生に一度だから」には注意して下さい。 売上げが足りないってサインですよ。また、「恥ずかしくないように」っていう台詞もよく聞きます。しかし、それもおかしな話です。自分で見積もっておきながら、後からそれではって、どういうことなのでしょうね。
でも、それがまかり通ってしまうのが今のブライダル業界。本来、不慣れなお客様に対して、適正なアドバイスをすべきブランナーが、お客様の知識不足や結婚式への憧れを利用して収益アップを図るなんて、ちょっと悲しい現実です。

見積もりが上がりやすい項目

見積もりが上がりやすいアイテムのTOP3は衣装、料理、演出と言われています。先ず、お衣装は好みが分かれますし、価格帯に幅がある。有名ブランドの一点モノだとかなり高額ですし、和装も値がはります。更に小物やメイクなど、衣装に付帯するアイテムも多く、それらが初期ミツ≠ノ含まれていないケースがよく有ります。決まってしまえば必要になるものなら、あえて初期ミツ≠ゥら外して、安く見せた方がいいからです。式場毎に独自の衣装プランなどをお持ちなので、ご契約前にその中身をよく確認しておくことが大切でしょう。
次にお料理。ゲスト全員分で数が多く、単価の違いが大きな増額になります。本来ケチリたくないポイントですが、会場によっては安く見せる為に一番下のランクで初期ミツ≠作成したりもします。ご披露宴ではあり得ないワンメインのコースで見積もっておいて、後からご披露宴ではフルコースが当たり前、これでは恥ずかしいとアップグレードを薦める作戦なども有ります。
そして演出。これもお衣装同様、好き嫌いが分かれる項目。だからあえて初期ミツ#ス映しないのですが、花嫁さんにとって、入場演出やキャンドルサービスは憧れですよね。ついつい演出アイテムが増えて支払いが増えてしまうケースも。

想定外の赤字を回避する為に

大切なのは、自分たちが絶対にしたいことをしっかりとプランナーと話し合っておくこと。それをちゃんと見積もりに反映して貰うことでしょう。契約を焦るあまり、見切り発車してしまうことが見積もりの上昇の大きな原因。 得したい気持ちも分かりますが、それがかえって損することになります。やはり親身に相談にのってくれる誠実なプランナーを見つけて準備することが大切ではないでしょうか。「でもそんなプランナーさんいますか」って声が聞こえてきそうですね。なので、次回は良いプランナーの選び方をご伝授します。

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